『風のクロノア １＆２アンコール』は、1997年に発売された1作目『風のクロノア door to phantomile』と2001年に発売された２作目『風のクロノア2 ～世界が望んだ忘れもの～』を「風のクロノア」シリーズ2作品がひとつになったリマスター版。
本日2022年7月7日に、Nintendo Switch、PlayStation5、PlayStation4、Xbox Series X|S、Xbox Oneのプラットフォームで発売。2022年7月8日に、PC（STEAM）のプラットフォームで発売予定。
『風のクロノア １＆２アンコール』第1弾PV
「風のクロノア」シリーズ
シリーズ第１作目『風のクロノア door to phantomile』は1997年にプレイステーション用ゲームソフトとしてナムコから発売された。オリジナリティあふれるキャラクターと世界観が魅力の横スクロールアクションゲームである。今年2022年は発売から25周年となる。
第１作目『風のクロノア door to phantomile』
あらすじ
遥か3000年の昔、
この「ファントマイル」には、人々が見た夢のエネルギーで、
世界中の全てのものを創るという伝説の「月の国」があった。
「ファントマイル」はそうして創られたものを人々が役立て、
お互いに助け合い、補って繁栄を極めていた。
今となっては何の変哲もない「ファントマイル」。
神の国ともいうべき「月の国」は、ただの伝説に過ぎないのか…風の村”ブリーガル”に住むクロノアはある日不思議な夢を見る。
その夢とは丘に何かが堕ち、世界が闇に包まれる悪夢。
いつもは忘れる夢だがその夢だけは覚えていた。
そんな時村の丘に墜落した飛行船を追いかけて、相棒であるヒューポーと共に冒険に出ると、
世界を再生する力を持つ歌姫レフィスが闇なる王ガディウスに捕らえられている場に遭遇する。
クロノアとヒューポはガディウスの計画を止めるため ファントマイルを駆け巡る大冒険へ旅立つのであった。クロノアは世界を救うことができるのか！？
風のクロノア １＆２アンコール / Bandai Namco Entertainment
その物語に隠された衝撃の真実とは…
キャラクター
風の村“ブリーガル”に暮らす好奇心旺盛な男の子。
長い耳で風をとらえてはばたいたり、風だまを撃ったりと、風を少し扱うことができる。
ある日突然、空から降ってきたリングの精。
クロノアが一番信頼している親友。
普段はリングの中に入っており、クロノアの風の力を増幅して冒険を助ける。
世界をよみがえらせることができる「再生の歌」が歌える伝説の歌姫。
一度ガディウスにとらえられたが、月のペンダントを持って飛空艇で逃げ出した。
だが、風の村にある「鐘の丘」に墜落し、再びガディウスの手に落ちる。
3000年前の光と闇の戦争に敗れ、凍り漬けにされて閉じ込められた闇の王。
ファントマイルを悪夢の世界に変えることで、かつて自分を封印した人々に復讐しようとしている。
悪夢のエネルギーの結晶「悪夢の種子」を自ら作り出した人形に埋めこみ、クロノアに差し向ける。
ガディウスの忠実な部下であり、認められたい一心で奮闘するが、的外れな行動をとってしまうことも…
ガディウスの作り出した幻獣をクロノアと戦わせる張本人であるが、そのとき幻獣へ与える忠告が戦闘のヒントになる。
システム
クロノアを主人公に、ヒューポー（精霊）が宿るリングから射出する風玉で敵キャラを風船のように膨らませ、その敵を使ってジャンプしたり、別の敵や仕掛けにぶつけたりして、ステージを攻略していく。全18ステージの構成。
第２作目『風のクロノア2 ～世界が望んだ忘れもの～』
あらすじ
“四つの鐘”に宿る力で調和が保たれている世界「ルーナティア」。
そのルーナティアに五つめの鐘”闇の鐘”が生まれ、
世界に暗雲が立ち込めようとしていた。
ルーナティア一番の預言者であるバグジはこういった。
「泪の海荒れるとき、夢見る黒き旅人が世界を救う。
そのリングの力が……、リングの力が世界に和をもたらす」そんなある日
突然嵐の海に落ちて来たクロノア。
海岸に横たわるクロノアの顔を覗き込む巫女ロロと相棒のポプカ。「”夢見る黒き旅人”ですよね、クロノア様！お力を貸して下さい！」
「へ…夢見る…何だって？」
何がなんだか分らないクロノアだが、
未知なる世界ルーナティアでロロ、ポプカと共に世界を救う旅を始める。そこに隠された悲しき真実とは…
風のクロノア １＆２アンコール / Bandai Namco Entertainment
キャラクター
異世界＜ルーナティア＞で「夢見る黒き旅人」と呼ばれ、知らぬ間に世界の命運をかけた冒険に巻き込まれることに。
泪の海でクロノアと出会う少女。
世界の調和を司る巫女を目指すが、巫女の試験には落ちてばかりいる。
それでもくじけず頑張る、一生懸命な女の子。
ロロのお供兼自称お目付け役。
口は悪いし性格は強引だし気もきかない、とロクな相棒じゃないが、それでもロロの事を大事に思っている憎めないヤツ。
クロノアのリングを狙う女空賊。
＜五つめの鐘＞を呼び覚ます事で、世界に混沌を引き起こそうとしている。 冷徹にして狡猾。
タットや幻獣を従え、幾度となくクロノアをピンチに陥れる。
レオリナについて回る使い魔的存在。
陽気な女のコ(？)で、ちょっぴりいじわる。
レオリナの命令で度々クロノアの前に現れては、混乱を巻き起こす。
システム
基本的なシステムは前作『風のクロノア door to phantomile』そのままに、大砲「フォードン」に飛び込んで、空を飛ぶ移動手段や、「フロートボード」を使用して滑走するステージが追加となった。全24ステージの構成。
リマスター要素
リマスター版はグラフィックの向上はもちろん、難易度選択やチュートリアル表示など、遊びやすい機能が追加されている。
難易度選択
難易度を｢イージー｣、｢ノーマル｣、｢ハード｣の3つから選択可能になった。難易度により、風だまの距離、体力、敵から受けるダメージが異なる。ゲームの途中でも変更可能。なお、｢ハード｣は本編(イージー、ノーマルどちらでも可)クリア後に出現する。
チュートリアル
新たな要素が登場するタイミングで、チュートリアルが表示されるようになった。アイテムの獲得はもちろん、新しい敵が出現した際には攻略の手助けとなる内容が表示される。なお、チュートリアルは非表示を選択することも可能。また、プレイしたストーリーを振り返ることができる｢あらすじ機能｣も追加されている。
サポートモード
『風のクロノア2 ～世界が望んだ忘れもの～』に実装されていたオフライン2人プレイ｢サポートモード｣が、『風のクロノア door to phantomile』でも可能となる。｢サポートモード｣では、通常はつかんだ敵を使って行なう2段ジャンプがその場でできるようになる。
タイムアタック機能
ゲームを開始してから全ステージをクリアするまでの時間が計測できる｢クリアタイム計測機能｣を追加。
ドット風フィルター
設定から｢ドット風フィルター｣を選択すると、レトロな雰囲気のドット絵でのプレイが可能となる。
購入特典
パッケージ版早期購入特典「クロノア着せ替え衣装セット」
パッケージ版の早期購入特典として、「風のクロノア door to phantomile」と「風のクロノア2 ～世界が望んだ忘れもの～」のクロノアの衣装を互いに着せ替えて遊べる衣装セットが用意されている。
ダウンロード版特典「クロノア着せ替え衣装 ムゥなりきりセット」
本作のダウンロード版を購入者へ、敵キャラクター”ムゥ”になりきって遊べるクロノアの着せ替え衣装「ムゥなりきりセット」が用意されている。
Digital Deluxe Edition
ゲーム本編とDLCがセットになったデラックス版が発売となる。デジタルアートブックでは懐かしのビジュアルや新規描き下ろしのイラストを見ながらゲームに収録されているBGMが聴ける。
価格：7,678円(税込)
『風のクロノア １＆２アンコール』ゲーム本編（ダウンロード版）
デジタルアートブック
サウンドトラック（ゲーム内BGM全143曲を収録）
衣装DLC「ジョーカー＆タット」の仮面セット
ダウンロードコンテンツ「Deluxe Bundle」
「Digital Deluxe Edition」に含まれるアイテムがひとつになったダウンロードコンテンツ（DLC）。
価格：2,420円(税込)
デジタルアートブック
サウンドトラック（ゲーム内BGM全143曲を収録）
衣装DLC「ジョーカー＆タット」の仮面セット